釣果:
大島川西支流 (1時間15分) マハゼ x 9
大横川 (2時間30分) マハゼ x 73
竿 :
SZMドリームテトラ振出T120(1.2m) + SHIMANO(シマノ) 14 サハラ 500HG
仕掛け :
錘(ピンク)1.5号、その後(銀)3号 (不精付け)、袖スレ3.5号、ハリスはフロロ0.6号、道糸はPE0.8号、塙式ベース
餌 :
蒸しホタテ餌 :
水温 :
19.2度(大島川西支流)
19度(大横川)
早速仕掛けを投入しますが全くアタリがありません(もう最近のお決まりパターンです) 20分くらいやっても一度もアタリがありません。もうここにはハゼがいないのかもしれない、とそろそろ諦めモードに入ったタイミングでアタリがありました。ダボっぽい、いきなり引ったくるようなアタリでしたが釣れません。でもいるんだったらもう少しがんばろうと思って続けました。同じ辺りを狙います。そして同じようなダボっぽいアタリがでますがなかなかかかりません。4回目くらいでやっと釣り上げる事ができました。期待に反してマハゼ(以下)でした。
いるとわかればこっちも元気がでます。その後も同じ辺りで続けているとスローペースですがポツリ、…、…、…、ポツリと釣れました。しかしサイズは良くありません。(10cmどまり) 1時間ちょっとやってここには見切りをつけて移動することにしました。結局ここでは9匹釣れました(全リリース)
移動先は、昨日の釣行から期待が持てそうで且つまぁまぁ近場の大横川にする事にしました。ここから自転車で20分くらいかけて大横川(昨日の場所とは別のもっと南の方)へ行ってみました。
橋の近くの遊歩道から早速仕掛けを投入してみました。すると数秒後に小者っぽいアタリがあり、アワセるとすぐに釣れました。9cmくらい。おーさすが大横川。私の中で「大横川はサイズは今一つだが数はいる」というイメージがだいぶできあがってきました。
その後も小ぶりなハゼが釣れてきます。サイズは11cmに満たない程度のものどまりでした。それでもこれだけ釣れてくれれば楽しいものです。
今日は手前だけではなくて川の真ん中辺りまでチョイ投げでやってみました。基本的に手前でも奥でもどこでも釣れる感じでしたが、一番型が良かったのは岸から1.5m程度の場所でした。でも今日はリール釣りの練習という意味でもっと奥まで投げていろいろとやってみました。(今までもリール竿でやったことは何度もあるのですが、深いところに糸を垂らして釣るやり方が中心でチョイ投げとは違う釣りでした)
その結果(というほどの大げさなものではありませんが)、だんだんリール釣りのやり方が定まってきた感じがします。現在のやり方としてはちょいっと投げたら着水のタイミングでベールアームを閉じて、仕掛けがだんだん手前によりながら着底するまで遊泳させます。その後そろそろ着底するかなというタイミングで竿を少しずつ立てて、着底した際にたるみがなるべくでないように努力します。が、しかし、ここがなかなかうまくできない部分で、たるみがでてしまったり(特により重い錘でそれが顕著)逆に着底が今一つとらえられなかったり(逆に軽い錘で遠ければ遠いほど着底がわかりずらい)でした。着底後はそのまま竿をゆっくりと立てるあるいは手前に引きながら、着底が落ち着いたなと思ったら動きを止めます。そしてそこでアタリを待ちます。上手く行くとそのタイミングでコツッと来るのでアワセるという釣り方です。 5、6秒待ってもアタリがない場合は一瞬テンションを緩めてリールを数回巻きます。この一瞬テンションを緩めるタイミングで食ってくる場合があります。(これは以前萬年橋のところでやってみて上手くいったやり方) リールは結構早めのスピードで巻いて仕掛けが一度浮き上がるようにして、そこからはまた遊泳→着底→というサイクルを繰り返して、手前まで仕掛けが来たら再投入といった感じでやっています。
一番アタリが良く出るタイミングはやはり最初の着底後に仕掛けの動きを止めた直後です。あとは一瞬テンションを緩めるタイミングでもまぁまぁアタリがでました。
たるみが出ていない状態だと、前アタリらしきアタリもある程度とれているような気がしています。ただ、いきなりプルプルくるパターンも依然としてまだあって、まだ良くわかっていない状態です。
竿のせいにするのも何ですが…この竿(ドリームテトラ1.2m)だとどうも近場で釣っている時も含め今一つ感度が良くないのかもしれないと思っています。もしくは竿のせいではなくてリール釣りなので述べ竿のような持ち方ができないというのが理由かもしれません。リール竿の場合(私の場合)、中指と薬指の間にリールの足を挟むような形で持っていますが、あまった人差し指は竿にあてています。この竿にあてた人差し指が振動を感知する役割になっていて、そこにコツッとかチクッとかいう振動が伝わってきます。が、この振動がどうも今まで慣れている述べ竿の場合よりも微妙な感じがしています。ましてや遠くに投げれば投げるほどやはり感度は下がるようで、そうするともっと遠くに投げないといけないような場所では通用しないやり方なのかもしれないと思っています。
が、まぁ今後もしばらくはこのやり方をベースにいろいろやってみようかと思っています。
あと今日は他に思った事があって、それはホタテの餌の付け方です。ここ最近はずっとホタテを使っています。餌持ち面ではジャリメとかイソメとかが良いのですが、やはり気軽に保存がきいて思い立ったらすぐに釣行できるホタテには捨てがたいものがあります。あとホタテに関して餌持ち以外の点で気になっているのは大物に対してアピールという側面です。イソメは一匹丸ごとつけるとかというのができますが、ホタテだとそんなつけ方はできません。今のところあまり困っていないのですが、もしかすると自分に大物が今一つ釣れていないのはホタテの大物に対するアピールの弱さが一因かもしれないなと思っています。(腕は置いておいて…)
チョイ投げにしてから餌持ちの点が特に気になりだしました。適当に付けると着水時の衝撃でポロリと餌が取れてしまったりします。最近の付け方は針を持ってホタテの貝柱の繊維とは垂直方向に動かして繊維の表面を浅く削ぐようにします。(この浅くというのが大切だと思っています。あまり深くやると繊維の一塊が取れてくる感じになって取れやすくなってしまうので…) このやり方だと一度では上手く繊維が引っかかってこない場合も多々あるのですが、逆にこれで上手く引っかかってくる繊維はちゃんと針についているという事だと思っています。あとこのやり方だとボリューム感が今一つなので、この浅く削ぐとい事を2重、場合によっては3重に行っています。こうすると餌持ちも良くなる感じで掛かり具合も悪くないです。
それとこの方法が上手く行くのはどちらかというとホタテの貝柱の中心部ではなくて外側に近い部分だと思います。中心部はかたまりで削げてしまう場合が多い感じです。これはこれで「まぁいいか」とそのまま投げてしまったりするのですが、本当はもっときちっと餌付けしないといけないなぁとは思っています…。実際、適当な餌付だと空振りが多かったり、アタリがないなぁと思ってあげてみると餌が取れていたりして無駄な時間を費やしてしまいます。そして餌の付け方はやっぱり大切だなー、となかなか学ばない自分にあきれることになります…。
そんなこんなで今日はMAX 11cm弱のハゼ x 73匹という釣果でした。今日も楽しめました。
捌いて、大き目のは背骨の固いところを手で取って(ほじって)からハゼ南蛮にしました。