釣果:
白岩川(富山県)
(6:13-7:13AM, 1時間) マハゼ(8cm-18.5cm) x 28
(7:15-8:15AM, 1時間) マハゼ(8cm-12cm) x 20
(8:17-9:17AM, 1時間) マハゼ(8cm-21cm) x 44
(9:20-10:20AM, 1時間) マハゼ(8cm-16cm) x 66
合計:マハゼ x 158、ダボ x 10以上、ウグイみたいの x 3
竿 :
ダイワ(Daiwa) 小継万能 そよ風 硬調 27SR 改 (約2.4m)
仕掛け :
錘(白、クリーム色)1号、(フロロ0.8号でぶら下げた)、袖細スレ3号、ハリス(3cm)はホンテロン0.4号、道糸はPE0.2号(ラパラ RAPizm-X(ラピズム エックス) ウルトラライトモデル)、塙式ベース
餌 :
蒸しベビーホタテ
水温 :
測っていない
富山への出張があって帰りがちょうど週末に重なったので…。
そうです。やっぱりここはハゼ釣りに行かなきゃです。
事前にネットでリサーチしました。それによると白岩川という川が有名との事。泊まったホテルが富山駅近くだったので、始発列車で二駅先で白岩川へ徒歩圏内の水橋というところまで行きました。水橋駅に着いたのは5:30AM頃でした。
あいにくの小雨(&風も結構ふいている)。そこからコンビニに寄ったりしながら20分くらい歩いてようやく白岩川に付きました。
事前に何となくこの辺かなというスポットをネットで調べておいたのですが、まずはそこへ行ってみました。なるほど、確かにハゼが居そうな感じの場所です。
まずは2.4mくらいでやってみる事にしました。(そよ風 27SR 改 なので 2.4m程度)
カッパを着たり、いろいろ準備しているうちに何だかんだで6時過ぎにやっと第一投目です。
果たしてアタリはあるのか?
…
ありません。
それでも居そうな感じではあるので、50cmくらいずつ移動しながら何度か振込みました。
そうすると5度目くらいの振込みでやっとコッというアタリがあって8cmくらいの子が釣れてきてくれました!
おー、いる! 居るとわかればこっちもやる気が出ます。
その後も移動をしながら探りました。そうすると用水路(?)が横から流れこむような場所でアタリが…。
しかしダボ。
めげずに再度振込みますが…。またダボ。
もう一回だけやってみよう…。またまたダボ。
うーむ。用水路はダメかな。まぁそれでも少しづつ移動しながらやっていると、その後はマハゼもちゃんと釣れてきてくれました。
ポツリ、…、ポツリとスローペースです。有名(?)な川のはずなのに…。
少し期待ハズレ感が出てきました。まぁそれでも一応少しづつでも釣れてきてくれるので良しとしましょう。その後も引き続きやっているとコッという極めて普通(?)のアタリがあったのでアワセました。
すると…
その直後にグイグイグイッという凄い引きが! おー何だ? ハゼじゃないのか? ウロハゼか? 一瞬でいろいろな事が頭をよぎります。 そうこうしているうちに潜られてしまって根がかり状態となってしまいました。以前に何度か根がかり状態からじっとそのまましばら~く待っていると魚が出てくるパターンがあったので、今回もそのままテンションをキープしたまま待ってみました。1、2分後にフッと竿が軽くなってスーッと魚が上がってきました。
おーハゼじゃないか! でかい! こんなデカイのがここでは釣れるのか? と誰もいない川岸で1人でエキサイトしてしまいました。
メジャーではかってみましたが18.5cmでした。自分の今までの記録は19cm(@横十間川 in 冬)なのでそれには及びませんがこの時期にこんなにぶっとくて立派なハゼに会えるとは思ってもみませんでした。それにしてもプリっと美味しそうです。
当初、釣れたハゼを東京まで持ち帰ろうかどうしようか迷っていたのですが、もうこれは持ち帰り路線で決定です。このハゼを筆頭にして、釣れてきたハゼをソフトクーラーに投入しはじめました。
結局最初の1時間はマハゼ28匹&ダボ5-6匹という結果でした。でも大物が出たのでこっちのテンションはこの時点でかなりアップしていました。
それにしても通常サイズと全然大きさが違います…。
その次の1時間も引き続き(下流へ、下流へと海に向かって)移動しながらやりました。一応釣れるのですがどこも今一つパッとしません。基本サイズも9-10cm程度でした。
第二ラウンドは20匹でした。
その後も引き続き移動しながらやっていたのですが、途中から足場が変わって、手前からすぐに深くなる岸になりました。それに伴って釣りのスタイルも「深場から抜き上げる釣り」に変わりました。
場所が良いのかタイミングが良くなったのか、適当なエサ付けでも結構良く釣れてくれます。サイズの方も先ほどより少しアップして11-12cmが基本サイズになった感じでした。
おー、楽しい! と、存分に楽しんでいると…
水中遊泳&着底後にクッと来ました。いつもどおりアワセると「グイグイグイグイ」と先ほどの大物をしのぐヒキです。 もの凄い勢いで泳ぎます。
穂先を抜いて堅いはずの「そよ風 改」もグイーンと曲がっています。
ハゼじゃないな…コレは。
そんな事を考えながら少し泳がせているとフッと抵抗がなくなりました。そしてスーッと魚が上がってきました。水面から抜きあげると竿がしなります。お~重い!
でっかいし、ぶっとい! こんなハゼ見たこと無い。すげー! と1人で大興奮してしまいました。(幸いつり場は貸し切り状態で他にはだれもいませんでした…)
しかしでっかいくせに他のハゼ達と同じように途中から抵抗をやめてスーッと上がってきてくれるこの感じ、いくら大きくてもやっぱりハゼなんだなと思わせてくれました。
見た目からも重さからもこれは間違いなく自己新だろうと思って早速メジャーで測りました。なんと21cmでした!
そんなこんなでエキサイティングな第3ラウンドは44匹でした。
その後も引き続きなかなか良いペースで深場から抜きあげる釣りが続きました。10cmくらいのハゼでもグイグイ泳ぎます。12-13cmクラスともなるとグイグイグイ!という感じでとても楽しめました。
12cmクラスが基本になってきたので、もう10cmが釣れると、小さい!という感覚です。
そうこうしているうちに途中でもう一匹ヒネが来てくれました。(16cm) それにしても、ここで釣れるヒネはどれもこれもぷっくりしていて美味しそうです。
第4ラウンドはずっとなかなか良いペースで抜き上げられたので66匹という結果でした。
以下、東京にもって帰るハゼ達。
帰る頃には青空も見え始めました。今回つり場はほぼ貸し切り状態で、自分が居た側は他に誰もいませんでしたし、対岸には1人だけ釣り人がいました。 これだけ楽しい場所なのに、もったいない感じです。
新幹線で東京に帰宅後ハゼ達を次女と2人で捌きました。次女は果物ナイフを使って頑張ってくれ、とても助かりました。
それにしても富山のハゼはいつも見慣れている東京のハゼより何だか綺麗です。内蔵もピンクできれいな色をしています。
デカハゼも釣れたし、綺麗とくれば…
今までずっと敬遠していた「ハゼの刺し身」をとうとう食べてみることにしました。
おそるおそるですが(醤油で)食べてみました。
うわさどおり美味しい! 確かにハゼの刺し身は美味しい!
また機会があれば刺身ですね。
今日は「富山でのハゼ釣り」本当に楽しませてもらいました。 次に富山に行けるのがいつになるか分かりませんが次回もここははずせません。
骨せんべいも美味しかったし…
天ぷらもGoodでした