釣果:
小名木川、横十間川
(3:30AM-8:50, 5時間20分) マハゼ x 38 (8cm-11cm、14cm)
その他 ダボ x 8くらい
竿 :
SZMドリームテトラ振出T135(1.4m) 改 (自作グラスソリッド穂先#1と#3を交互に装着)
仕掛け :
ドリームテトラ: リール:SAHARA 500HG、白塗バレットシンカー2号程度、サルカン、ナノヤマメ4号、ハリス(3cm)はホンテロン0.4号、道糸はPE0.8号
餌 :
蒸しホタテ
水温(横十間川) :
18.0度
前回に引き続き柔らか穂先のリール釣りです。前回もっとやわらかい穂先を作らないとなぁと思ったので自作穂先第二弾(#2)を作成したのですが出来上がってみるとどうも前回(#1)とほとんど変わらない穂先となってしまいました。柔らかめに削ったつもりだったのですが完成後に錘を吊るしてしなり具合を見てみるとほとんど#1と変わらずでした。本来作成中に錘と吊るしてみてしなり具合とか確認するものだと思うのですが今回そのへんを適当にやってしまったためその代償を払うこととなってしまいました!
今回意図していたのはもっとやわらかい穂先だったので実はその後やわらかめの第三弾(#3)も作っておきました。で、今日はこの#3と#1を交互に付け替えてながらの試し釣りをしました。
果たして結果や如何に…。
まず最初は#3でやってみました。まぁまぁスグに一匹釣れてきてくれました。(穂先だけですが)自作の道具で釣れるのは楽しい気分です。
で、その後もいろいろ#3と#1を付け替えたりしながら感触を試しました。そうしたところ#3は確かに#1よりも柔らかい(同じ錘でより深いおじぎをする)のですが、どうも(目視)感度が良くないのではと思うフシが多々ありました。この#3の感覚は自作に踏み切る前に使ってみた市販の(安い)ワカサギ竿の穂先と少し似ています。#3もワカサギ竿も確かに#1よりも柔らかい感じなのですがだからと言って微妙なアタリを必ずしも敏感に捉えるというわけでもないようです。
(アワセがきくかどうかはおいておいて)穂先は柔らかければ柔らかいほど(目視での)アタリがよく取れるものかと思っていましたがどうもそんなに簡単なものではないのかもしれません。
更に#3は柔らかいがゆえにアワセも遅れてしまうような感じでした。もう一つ思ったのは掛かってくれやすさも#1の方が優秀で#3は今ひとつでした。(あくまで今日やっただけの範囲なのでもう少し実釣を繰り返さないと何とも言えませんが…)
違いの印象を残しておくと…:
[項目]、ワカサギ竿、#1、#3
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[おじぎ]、若干深い、普通、深い (かなりアバウト)
[穂先の調子]、6:4くらい?、7:3くらい?、6:4くらい? (これもかなりアバウト)
[掛かりやすさ]、普通、良い、今ひとつ
[ガイド経]、3mm、3mm、2.3mm
[ガイドの取り付け]、最初から付いている、糸でぐるぐる+アロン、ウレタンチューブ+アロン
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ガイドの重さが干渉しないように今回#3では#1の時より内径の小さいガイドを使ってみたのですが、どうも小さすぎるせいか滑りが悪かったので今後は多少重たくても#1で使った内径3mmのガイドを使おうかと思っています。
#1と#2はガイドの取り付けを「糸でぐるぐる巻いてアロンで固定」という方法でやったのですが、この作業が細かくてとても面倒で時間もかかりました。なので何かもっと良い方法はないものだろうかと調べたところウレタンチューブを使う方法があるという事がわかったので今回の#3は「ウレタンチューブ+アロン」というやり方でやりました。このおかげでガイドの取り付けが大幅に楽になりました!
今日の結論としては「次回までに穂先#4を作ろう!」というものです。今回の#3には全然満足していません。今度はもっと先調子にして先っぽだけをとにかく柔らかくしてみようと目論んでいます。
ここまで自作穂先でやってみた感じから推測すると、穂先の調子というのは相当奥が深くて素人の自分が理想の穂先に到達するのは相当難しいんだろうなという事と、仮に到達できたとしてもまだまだ長くかかりそうな様相です…。
あと今日は途中でヒネが一匹釣れました。ちょうど#1の穂先を使っていた時でグイグイ泳がれましたがバラす心配をせずに楽しく取り込む事ができました。
今回使っているドリームテトラという竿はもともとあんまり楽しい竿とは言いがたいのですが(あくまで個人的な印象です…)、穂先を変えるだけでかなり楽しい竿になっています。穂先だけでこんなに印象がかわるものなんだなぁと関心しています。
結局今日は(楽しめましたが…)5時間以上やって38匹と結果は振るいませんでした。
水温は18度@横十間川でした。