最近マクロ撮影をしていて、いわゆる光の硬さ、柔らかさを少しづつではありますが意識できるようになって来ました。例えば直射日光があたっていて綺麗に光っている花をマクロで撮影してもコントラストが激しすぎてなかなか思ったほど綺麗に撮れないという事を経験してやっと何となくそのあたりを意識するようになってきました。曇った日に撮った花の写真の方が全然綺麗に撮れているといった経験もしました。
そんなこともあり、この間晴れた日に、日向で咲いていた白い花をわざわざ自分の影の中に入れた上で、背景だけは日向という状況で撮影をやってみました。これがなかなか良い感じで、「これは上手く行くパターンだ」と思いました。背景が明るめで綺麗な感じに仕上がり、花も濃い影ができることなくきれいに写すことができたからです。
この発見に喜んでいたのもつかのま、後日マクロ撮影の入門本を改めて見ていた時に、まさにそのパターン(日陰の被写体を日向の背景とともに撮るパターン)について書かれているではありませんか! この本何回も見てるはずなんだけど頭に入ってませんでした。
やはり経験が学びの一番の方法ということでしょうかね…。