2014年7月5日土曜日

勝どきで子供2人とハゼ釣り

釣果:
 ハゼ x 87 (3人で)

子供たち(長男と次女)が釣りへ行きたいというのでよく釣れる勝どきへ行きました。なぜ勝どきかと言うと、次女が「とにかく釣れなきゃつまらない」という子であるというのが理由です。14:00~17:00くらいまでやって3人で87匹釣れました。エサはジャリメです。

現地ではまずは子供2人の仕掛けを用意しました。子供用はとにかく簡単で絡まないという事を最優先に考えて、普段リールで使っている竿の先に直接糸を結びつけて延べ竿的な形にしました。そしてやっぱり絡まないと言うことを再優先して中通し錘にハリス留め、そして針(袖3.5号)という構成にしました。(それでも「パパー。引っかかっちゃたー。」とか「早く絡まったやつほどいて」などの対応でそこそこ大変でした。でもまぁ何とかなるレベルでした。)

それにしても今日行った場所は本当によく釣れます。普段萬年橋で釣っている感覚とは全く違ってチャポンと仕掛けを沈めたらすぐにアタリが有るといった感じです。私の仕掛けは今日の朝(萬年橋での仕掛け)と同じもの(袖スレ2.5号)を使いました。が、ここではどんなしかけでも関係なくとにかく底に沈めれば釣れると言った感じでした。実際子供たちの方がどんどん釣れているような気もして、普段いろいろ仕掛けにこだわっていた自分はなんだったんだろうかと思ってしまいました。子供たちがどんどん釣れてしまうので自分の釣りをする間もなくエサを付けたり釣れた魚の針外しをするためかけずり回って板ような感じでした。まぁ、それはそれで親としてはうれしいのですけどね…。

あとスレ針に関しては普通の針とは大分違うなぁと改めて思いました。スレ針はハゼを傷つけないという意味ではとても良いのですが、釣れた魚から針を外す時にエサがとれやすいですし、やはり釣れかけた魚が途中で落ちてしまうパターンが結構あります。なので食べるつもりで釣るなら普通の針の方が良いと思います。元気にハゼを釣ってリリースしたいとか、ハゼをエサにしたいというような場合はスレ針も良いと思います。

16時30分頃にはジャリメが底を付き念の為に持ってきていた冷凍エビ(解凍済み)を使ってみました。ジャリメでは釣れていた子供たちもエビにすると全く釣れません。うーんやっぱりハゼ釣りにはジャリメを使っておくのが無難だと改めて思いました。そろそろエサ対応と針外し対応に疲れてきていた私は「じゃ、そろそろ帰ろっか?」と聞きました。すると長男が「パパー、パワーイソメでやってみようよ」と言ってきました。以前「パワーイソメなら幼虫(ジャリメのこと)を触らなくても自分でエサを付けられるよ」と吹き込んでおいたのを覚えていたようです。うーん。まぁやってみるか。ということで緊急用に持っていたパワーイソメでやってみました。その結果ですが、パワーイソメでもアタリはまぁまぁあります。しかし実際すぐに吐出されてしまのかなかなか釣れません。やっぱり本物とは違いますねー。

結局パワーイソメでは何にも釣れないまま帰ることにしました。でもクーラーボックスはこんな感じで子供たちは満足げでした。

帰ってからは3人でさばきます。今回クーラーボックスに水を入れないで直接ハゼ達を入れていたので、家に着いていざ捌こうという時でも結構な数のハゼが元気でぴょんぴょんとはねていました。子供たちも積極的に捌きたいということで3人順番に頭を落としました。どうも子供たちはそのあたりの事にあまり抵抗が無いようです。頭だけになっても生きている頭を観察して「すごーい」と言ってみたり「可愛い子、バイバイ!」と言ってその直後に頭を落としてみたり、子供の適応能力はすごいなぁとあらためて感心しました。

釣り&捌く&食べるという経験は本当の意味での「いただきます」を経験できるので子供にとってとてもよい事だとあらためて思いました。

87匹を3人でこんな感じにしました。

そして素揚げ(ダボハゼ達)、ハゼ単体の天ぷら、玉ねぎとハゼのかき揚げという3種類の食べ方で美味しくいただきました。ほとんど子供たち(2人)が食べてしまいました。私はあまり食べられませんでしたが、親として子供たちに良い経験をさせてあげられたなぁーという満足感を得ることはできました!