2012年11月26日月曜日

Nikon J1 + 30-110mm = とても良い組み合わせ

先日子供の音楽会がありまして、その撮影に望遠がないと…と考えました。 (この手の考えは買うまでとまりませんねー…) 普段の自分の撮影では望遠は必要ない(と思っている)のですが音楽会とか運動会とかは別ですね。やっぱり物理的に近くに寄れないので望遠ということになります。

で、この間使い始めたばかりのNikon 1 J1に望遠をつけようと考えはじめたのでした。私の現在持っている機材で一番望遠なのは
 D7000+AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
で、この組み合わせの一番望遠側は35mm換算で約157mmです。

以前この組み合わせで運動会の撮影を試みたのですが、やはりちょっと望遠力不足を否めませんでした。今回はそんな経験もありもう少し焦点距離の長いものをと思っておりました。

いろいろ予算等とも相談して今回は
 1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6
を入手しました。

このレンズをNikon 1 J1につけると35mm換算で約80mm~300mmの望遠となります。しかもVRがついていて2万そこそこと値段もリーズナブル。最近いろいろ出費がかさんでいたのですが、機会は待ってくれないということで入手しました。

ちなみに別の有力候補としてマウントアダプター FT1 を介して現在D7000で使っているAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRを付けるというのもありました。こちらのほうが費用的には抑えられるし、今後いろんなレンズが付けられるので楽しいかもしれないという事を考えて最後まで悩みました。実際「マウントアダプター FT1下さい」と店員さんに言いましたが、たまたま在庫が無いということで、最終的には在庫があった上記レンズとあいなったのでした。

結論というか感想として、この組み合わせ大正解であったと言うことです。まずこのレンズ、300mm相当であるにも関わらずとても小さく目立たないし、手持ちで(あまり)疲れない。(マウントアダプターではこのコンパクトさは実現できませんからね。在庫切れで良かった~。)

それからNikon J1の機能で動画撮影と同時に静止画も撮れる機能があって、これがとても役立ちました。音楽会では歌も残したいし、でもやっぱり写真も残したいしという気持ちに見事に応えてくれる機能ですね。

以下はJ1+Nikkor VR 30-110mにて動画撮影中に撮った静止画ですがやはり両方キープできるというのはうれしいですね。


そして今回「Nikon 1シリーズは望遠を付けると面白いんだ」という事に改めて気づきました。望遠付けてもコンパクトで画質もそこそこ良いということのバランスが丁度良く取れるのが、Nikon 1シリーズで採用したセンサーサイズなんだろうなと思いました。当初Nikon 1シリーズについて知った時、なんでニコンさんともあろうメーカーがこんな中途半端なセンサーサイズにしたんだろう、もっと画質を追求したm4/3とかAPS-Cサイズに何でしなかったんだろうと思っていましたが、実際にNikon J1を使ってみてその思いは変わりました。 今では「このカメラは画質がそこそこ良くてそれでいて携帯性とか実用性が両立しているカメラだったのか」と思っています。