2015年12月31日木曜日

釣り納め2015

釣果:
 横十間川 (10:15-12:15, 2時間) マハゼ x 11 (11cm-13cm)
 小名木川 (12:40-14:10, 1時間30分) マハゼ x 8 (11cm-17cm)

竿 :
 SHIMOTSUKE(シモツケ) BSB 超小継 清滝 210(2.1m)
 SZMドリームテトラ振出T135(1.4m) 改 (自作グラスソリッド穂先#7(超やわらか)を装着)

仕掛け :
 SHIMOTSUKE: 錘(クリーム色)1号、(フロロ0.8号でぶら下げた)、ナノヤマメ4号、ハリス(3cm)はホンテロン0.4号、道糸はPE0.2号(ラパラ RAPizm-X(ラピズム エックス) ウルトラライトモデル)、塙式ベース胴突仕掛
 ドリームテトラ: リール:SAHARA 500HG、白塗バレットシンカー1号程度、サルカン、ナノヤマメ4号、ハリス(10cm)はホンテロン0.4号、道糸はPE0.2号(ラパラ RAPizm-X(ラピズム エックス) ウルトラライトモデル)

餌 :
  蒸しホタテ

水温:
 12.2度 (小名木川)

釣り納めということで今日も飽きずに出撃しました。

最初の20分くらい大きめのサルカンにハリスを直結して目印用の毛糸を道糸につけただけという仕掛けを試しました。

昨日うまく行ったゆ~らゆ~ら戦法をイメージしてサルカンの重さだけで仕掛けをゆっくりと沈めるという目論見です。しかし使ったサルカンが少し大きすぎたのか、イメージしていたよりも仕掛けが早いスピードで沈んでしまいます。ハゼの食いはというと…今ひとつ良く分かりませんでした。沈むスピードが早過ぎるのかもしれません。

この仕掛は錘(サルカンですが)が軽いので道糸をピンとはって脈でアタリをとるということはできません。基本的には毛糸の目印かもしくは餌そのものを目で見ていてハゼが食ったなと思ったらアワセる感じです。

やってみた感じ、普通に釣れましたが目印用の毛糸は複数ヶ所あった方が良いかなと思いました。(今回は一箇所だけで深さによっては見づらかった) 次回もしこの仕掛けをやるとすると次はもっと軽いサルカンで目印を複数箇所につけてやってみる感じかと思っています。(気が向くのが何時になるかわかりませんが…)

その後はいつもの胴突仕掛けで手動ゆ~らゆ~ら戦法でやりました。(ただ単にゆっくり仕掛けをゆらゆらさせながら着底させるだけですが)
どうもハゼが遠くから餌を見つけるのは餌が水面近くにある時のような気がしています。底に近づくとあまり遠くからは見えていない感じです。なのでなるべく水面近くではゆっくりめにゆらゆらさせて底に近づくにつれて降下スピードを上げる感じでやりました。

あとハゼを刺激する餌の動きがどうもあるようです。今までハゼが反応したのは錘を1回倒してすぐに立てる動きです。どうもこの動きはハゼを刺激するようで、それまで反応していなかったハゼが餌のほうを向くパターンが何度かありました。あと効果ありだなと思った誘いの動きは、仕掛けを沈める途中で方向転換をする動きです。この動きもハゼが反応するパターンが数回ありました。誘いも極めるときっともっともっと釣果をあげられるんだと思います。
あと今日思ったのは餌の形というか付け方でアピールがだいぶ変わるという事です。餌の見かけが悪いとハゼの食い気も失せてしまうようです。最初は良い形で付けていても水中でハゼが触ったり(触らなくても)形が悪くなってしまう時があります。特にハゼが嫌いな形だと思うのは団子状になった餌(ホタテ)です。餌がこの形になるともうなかなかハゼが食ってきません。(餌を大きめにつけると水中で団子状になりやすい傾向にあるようです。) あとハゼが嫌いな形は細なが~い尾がついた彗星のような形です。この形もハゼがなかなか食ってきません。あとは長さ的には良いのだけれども極端に細い餌(ボリューム感が無くイトミミズのようなイメージ)も嫌いなようです。(これはただ単にボリューム不足という事かもしれません)

あともう一つ、今日は思うところがありました。今日はあまり釣れなかった事もあって餌が長いこと手すりの上で干された状態になりました。その結果ホタテが干物のように固くなってしまいました。堅い餌はハゼは嫌いかと思っていたのですが、この干物ホタテの方が、新しく取り出した柔らかホタテよりも喰いが良かった気がします。以下勝手な想像ですが干物っぽくなると旨味が凝縮されて水中で少しづつ溶け出すのかもしれません。今度意図的にホタテの干物見たいなものを作って試して見ようかと思っています。(これも気が向いたらという事でいつになるかはわかりません…)

あとそう言えばもう一つ思った事があります。それはハゼの餌の吸い込みの弱さという点です。活性が高い時は問題ないのですが活性が低い時のハゼは餌の吸い込み力が弱いのかなと思える節があります。上から見ていると餌がハゼに突かれ動くのが見えるのですがなかなかパクっとは食いません。チョット吸い込んだらスッと吸い込まれるような軽い針で且つ餌は大きく付け過ぎないという感じが良いのかと思いました。

結局ここ(横十)では2時間やって小者(11-13cm)が11匹という結果で、釣り納めとしてはちょっとという結果でした。

その後本当の釣り納めということで小名木川へ移動しました。
柔らか穂先+リールでやりました。最初しばらくはダボのオンパレードでしたが、少し移動したところで大物かもというアタリが穂先に出ました。アワセるとグイッグイッと大物っぽく堂々と泳ぎます。おー、と思ってリールを巻きますがカリカリカリっと音がして全然巻けません。そう言えばガイドに糸を通す時にゆるめたドラッグをそのままにしていたんだったと気づきあわててドラッグの調整ノブを回します。しかしどっち向きに回せば良いのかとっさに判断が付かずあたふたしているうちにハゼが潜って根掛かりしてしまいました。結局これで針の交換を余儀なくされましたが大物がいる(はず)なので同じ場所をしつこく狙いました。すると…、また来ました。クイッと穂先が動いたのでアワセると今度はグイグイハゼが泳ぎます。おー、今度こそと思って巻き上げます。上がってきたのは17cmのハゼでした。
その後もしばらくやりましたが11cm-13cmが中心で結局大物は出ませんでした。まぁでも17cmの子とのやり取りがなかなかエキサイティングだったのでこれで釣り納めようと自分を納得させました。

ダボではじまった2015年のハゼ釣りでしたが無事終えることができました。来年もハゼ釣るぞーと既に燃えています。皆様も良い年をお迎え下さい。